仮想通貨マイニングに必要なパーツを完全網羅!

マイニングパーツ

仮想通貨のマイニングをする上では自分で専用のPC(マイニングリグ)を作る必要がありますが、ここでは自作マイニングPCに必要なパーツをすべて一覧で紹介していきます。

費用も併せて紹介していくので、これからマイニングを始める初心者の方は是非参考にしつつどのくらいの予算が必要かを確認していただければと思います。

仮想通貨マイニングに必要なパーツと価格一覧

では早速必要なパーツの一覧と参考価格を表にしてみました。参考価格は最低限の機能で最も安いものを探したときの相場ですので「このくらいで買えたら全然OK」というラインとして見ていただければと思います。
各パーツの詳細は後程説明します。

パーツ概要参考価格
電源ユニットコンセントから電気を供給します¥7,000~
マザーボードすべてのパーツがつながる基盤です ¥8,000~
CPUPCの頭脳、仕事を割り振ります ¥4,000~
メモリ作業台のイメージ、複数のタスクをこなします ¥1,500~
SSD記憶領域、データを保存します ¥3,000~
ディスプレイモニター映像を映し出します ¥4,000~
キーボード/マウス操作します、一体型がオススメ ¥5,000~
リグ(ケース)すべてのパーツを乗せる台 ¥2,000~
WiFiアンテナネットに接続します(有線の場合は不要) ¥2,500~
スイッチ起動させるためのスイッチです¥500~
ライザーケーブルグラフィックボードとマザーボードをつなぎます ¥1,000~
グラフィックボードマイニング(計算)を行います ¥20,000~
OS(Windows)PCを操作するためのソフトウェアです ¥1,000~
合計¥59,500~

各パーツについての説明

それでは各パーツについて詳しく説明していきます。
あわせて最低限の機能でコスパを重視した際にオススメのパーツも紹介していきますので機能や費用の面で参考にしていただければと思います。

電源ユニット

自宅のコンセントから電源を引っ張ってくる装置です。
性能にはあまり違いがないですが電源容量と効率で価格が異なります。
容量はグラフィックボードによりますが、数台レベルだと750Wのものがあれば十分です。
効率は「Gold」や「Silver」などの規格で表されますが、こちらは「Gold」規格以上のものがオススメです。

マザーボード

すべてのパーツがここにつながれるPCの「基盤」です。
マイニングにおいては性能の差は特にないのでコスパ重視でよいパーツなのですがグラフィックボードをつなぐ際の「PCIEスロット」の数がイコール接続できるグラフィックボードの数なので自分が稼働させたいグラフィックボードの数分のスロットが付いているかが重要な項目となります。

CPU

CPUはPCの頭脳ともいうべき装置ですが実はマイニングに置いてはあまり重要ではありません。
マイニングの計算処理はグラフィックボードが行うのでPCとしての作業は非常にシンプルなためです。
CPUのグレードを高くするとコストだけでなく電気代にも影響するので最低レベルの性能、不安であれば下から2番目くらいの性能のもので十分です。
ちなみにIntelのCPUだと最も下のグレードは「Celeron」、下から2番目は「Pentium」というモデルです。
また、マザーボードとCPUには規格があり対応していないCPUは接続できないのでマザーボードが対応しているCPUの規格とCPUの規格が合っているかは確認が必要です。

メモリ

メモリはPCの「作業台」ともいうべき装置ですが、こちらもCPU同様にシンプルな作業を行うマイニングにおいては最低限のものがあれば十分です。メモリは容量で価格が変わってきますが4Gあればマイニングには十分です。
こちらも規格があり、ほとんどの場合は「DDR4」という規格になるはずです。また、ノートPC版とも形が異なり間違えやすいので気を付けましょう。

SSD

記憶容量です、昔はハードディスクなどと呼ばれていましたが今はコンパクトになったSSDが主流です。
こちらも容量は使いませんので120Gもあれば十分です。
通常のSSDでも問題ないですが、「M.2(エムドットツー)」というカード型のさらにコンパクトなSSDもあります。マザーボードによって対応していない場合もありますが、こちらの場合は直接差し込むような接続となりケーブルがひとつ不要になりますのでもしマザーボードが対応している場合は 「M.2(エムドットツー)」 がオススメです。

ディスプレイモニター

操作には画面がどうしても必要になります。最初に動かせばあとはほったらかしなので設定時だけモニターをつなぐという方法もありますが、時々確認する必要が出てくるので小さくて安い専用のモニターを取り付けてしまうのがオススメです。
タッチパネルで操作できるようなものもあります。

キーボード/マウス

操作には当然キーボードとマウスが必要です。こちらも操作時だけ取り付けるという形も可能ですが、オススメなのはキーボードとマウスが一体型になったモデルです。若干操作はしにくいもののケーブルの接続が1本で済むのですっきりするうえ、操作時だけ1本つなげばOKなのは非常に使い勝手が良いです。

リグ/ケース

すべてのパーツを収納するケースです。マイニングにおいては放熱性の観点で通常のPCケースではなく開放型の「マイニングリグ」という特殊なものを使います。専用のマイニングリグも売っていますが、コストを抑えるならダイソーで売っているラックを組み合わせて作るリグも割と一般的です。
コストを抑えられるだけでなくキャスターで移動が出来たり自分のパーツに合わせて調節したりとカスタムが出来るので小規模であればこの自作リグがオススメです。

WiFiアンテナ

マイニング中はネット接続が必要です。マザーボードにWiFiがついている場合もありますが、ない場合は別途購入する必要があります。LANケーブルを使って有線で接続する場合は不要です。

スイッチ

電源を入れた状態でこのスイッチを押すことで電気が通りPCが起動します。
スイッチといってもほぼ細いケーブルが一本で、買い忘れしやすいので注意です。

ライザーケーブル

グラフィックボードをマザーボードの「PCIEスロット」に接続するための専用ケーブルです。グラフィックボードの数だけ必要になりますが、いくつかパックになった形で売られているものがコスパ良く手に入れられます。

グラフィックボード

マイニングの成果に直結するのがグラフィックボードの性能です。ここはコスパというよりも自分の予算とどれくらいマイニングを行いたいかのバランスでグレードを決める必要があるため簡単には説明が出来ませんが「最低でもこのグレードでないとそもそも効率が悪い」というレベルだと古いモデルを中古で買っても2万円以上は必要になります。
グラフィックボードの選び方については別の記事で詳しく取り上げますが、なんとなくモデルと流通しているかどうか、価格帯を確認しておけると良いと思います。

OS(Windows)

意外と忘れがちなのですが、OS(ここでは大半の人が使うであろうWindows)です。PCはOSが入っていないと動きません。既成のPCを買ったことしかない人がほとんどなのでOSは買ったときに入っているものという認識が強いと思いますが、自作の場合はWindowsを自分で購入してインストールする必要があります。
こちらは公式で購入すると1万円以上するのですが、Yahooショッピングなどでは1000円程度で売られています。後者は個人売買なので「使えなかった」などの事例もあるようでリスクは自己責任になりますが、問題なく使えるケースがほとんどなのでコスパ重視であれば選択肢に入れてもよいかもしれません。

なおWindowsインストールにあたっては一時的にUSBメモリが必要になります。何でもよいのですが手元にない場合はこちらも購入の必要(¥1,000程度)があります。

組み立てはつなぐだけ、意外と簡単

パーツが揃えばあとは順番に接続していくだけです。
「自作PC」というと初めての方は難しそうに感じるかもしれませんが、実際はパーツを決められた場所につないでいくだけの作業なので意外と簡単です。
組み立て方については別の記事で詳しく解説していますので是非参考にしていただければと思います。
また、必須という意味ではリストには記載しませんでしたがグラフィックボードに風を当てるためのファンやマザーボードを安定させるための「スペーサー」などのパーツも非常に便利ですので余裕があればこうしたパーツも買いますとよいでしょう。

パーツは基本的に新品(未使用品)で揃えるのがオススメ

少しでも安くするために一部もしくはすべてのパーツを中古で揃えたいという気持ちもわかりますが、基本的には初心者の方ほど新品で買い集めることをオススメします。

理由としては、故障などにより不具合が起きる可能性が高くなることと、どのパーツで原因が発生しているか特定が難しくなるためです。

また、各パーツはグラフィックボードを除いて数千円レベルのものが細々と分散するため中古でもそこまで価格は抑えることが出来ません。そこまでして故障リスクが上がるリスクを得るほどではないと思います。

一方で、グラフィックボードは需給の状況によっては中古でしか手に入らない場合もありますし、他のパーツでも中古で未使用品が手に入りそうな場合などは検討してもよいでしょう。