クラウドマイニングとは?ソロマイニングと比べたメリットとデメリット

クラウドマイニング

仮想通貨のマイニングと一口に言っても参加の方法は大きく3つあります。クラウドマイニング、プールマイニング、ソロマイニングです。
ここでは「クラウドマイニング」について詳しく解説し、自分でPCを稼働させる「ソロマイニング」と比べたメリットやデメリットについて解説していきたいと思います。

クラウドマイニングとは?

クラウドマイニングは、自分でマイニングリグ(PC)を持たずに参加するマイニングの方法です。
基本的にはクラウドマイニングを運営する会社が一括で大規模なマイニング施設を運営し、参加者はお金を払ってそのうちの一部を借りてマイニングを行う形となります。
マイニングの効率は「ハッシュレート」という処理能力で決まるため、具体的にはこの「ハッシュレート」を購入してそれが稼ぐ報酬を得るという仕組みです。
クラウドマイニングの契約は主に次の2つのタイプに分けられます。

期間確定型クラウドマイニング

クラウドマイニングで一般的なのは契約期間が決まっていてその間の報酬はすべて貰えるというモデルです。
例えば「1TH/s(テラハッシュ)」というハッシュレートを2年契約で購入し、2年間の間にその「1TH/s」がマイニングした報酬をすべて出資者が得られるというものです。
契約期間の間に投資資金を回収できないと損失となってしまうリスクがありますが、一方で仮想通貨の価格によっては爆発的な利益を得られる可能性もあります。
このモデルの有名なサービスでは「ジェネシスマイニング」などがあります。

収益確定型クラウドマイニング

逆に、期間の定めがなく収益を保証しているクラウドマイニングもあります。
例えば「投資金額が2倍になるまで」という契約形態で何年かかっても投資金額の2倍の報酬を得られるまでは収益が入り続けることになります。
収益の安定度は高いですが、例えば仮想通貨の価格が一気に値上がりしても得られるのは最大で投資額の2倍までとなるのでリターンも限定されるというデメリットがあります。
このモデルでは「マイニングサークル」などの日本企業もあります。

ソロマイニングとは?

一方でソロマイニングは自分のPCを使って報酬をすべて自分で得るものになります。
収益の額も期間も無制限なのですべてのリターンを自分で得ることが出来ます。
なお、本ブログでも紹介している「NiceHash(ナイスハッシュ)」というサービスが一般マイナーの中では最も人気ですが、厳密にはNiceHashはソロマイニング、つまり自分でマイニングを行っているわけではなくハッシュレートの売買サービスを通して自分のPCのハッシュレートを売って報酬を得ているという若干複雑な仕組みになっています。
(もちろん、便宜的に「NiceHashでマイニングをしている」という理解をしておいても特に問題はありません。)

プールマイニングとは?

ソロマイニングの延長には「プールマイニング」というものがあります。
こちらはソロマイニングを集団で行って、得た報酬をその集団で分配することでより安定的にマイニングの報酬を得るための仕組みで、マイナーは参加するプールを選択してハッシュレートに準じた報酬額を受け取るという仕組みになります。

クラウドマイニングのメリットとデメリット

ではクラウドマイニングについてのメリットとデメリットについて、ソロマイニングと比べて見ていきましょう。

メリット

・場所を取らない
・自分で管理する必要がない

クラウドマイニングのメリットは「マイニングマシンを自分で持たなくてよい」ということに尽きます。自分で管理する必要がないので、掃除をしたり不具合の修理をしたりする手間から解放されるだけでなく故障のリスクもなくなります。
熱や音といった問題からも解放されるので家にマイニングマシンを置くことが難しい方でも簡単にマイニングに参加することが出来ます。

デメリット

・資金効率が悪い
・詐欺や倒産のリスクがある

当然ですがクラウドマイニング業者も慈善事業ではありませんので、自分でマイニングを行うよりも管理をしてくれているぶん手数料が発生します。
厳密には手数料という形ではなくハッシュレートを購入するときの料金が、自分で購入するときに比べて割高に設定されているので自分でマイニングをした場合に比べると同じ投資に対しては回収できる報酬は低くなります。 また、クラウドマイニングを装った詐欺もあるため業者選びは慎重に行う必要があるのと、詐欺ではなくてもそもそも会社が倒産してしまえばそこで報酬の支払いがストップしてしまう可能性もあります。
すべて「丸投げ」出来る反面、自分で行うソロマイニングと比べるとリスクは大きくなりリターンは小さくなってしまうという訳です。

クラウドマイニングはどのくらい割高なのか?

ではクラウドマイニングはソロマイニングと比べてどのくらい割高なのかを確認してみます。
クラウドマイニング大手の「ジェネシスマイニング」で販売されているハッシュレートがこちらです。

125MH/sで4,999ドルなので、この時の為替で約57万円ということになります。
契約期間が2年間なのでこの125MH/sが稼ぐ報酬を2年間得られるということになります。
一方で自分でマイニングを行った場合は(私の例だと)200MH/sを得るためにかかった費用が約48万円となります。期間はもちろん無制限なので自分でマイニングを行ったほうが圧倒的にコスパが高いということがわかるでしょう。 場所的な制約がある場合やよっぽど大きな資金を動かす場合はクラウドマイニングも選択肢となるかもしれませんが、稼ぐ確率や報酬額を増やすためであれば自分でのマイニングを行うほうがかなり勝率も報酬額も高くなりそうです。