【組み立て編】ゼロからのマイニングPCの作り方

組み立て方

自作PCによる仮想通貨のマイニングをしようと思ったときに「うまく組み立てられるだろうか?」と不安な人も多いことでしょう。
ここでは、自作PCを作ったことがない初心者向けに、マイニング用PCの組み立て方を順番に解説していきます。 なお必要なパーツはすべて揃っている前提で説明しているので、そもそもどのようなパーツが必要なのかを確認したい場合は別の記事で一覧にしているのでそちらを参考にしていただければと思います。

マイニングPCの組み立て方【マザーボード編】

まずは買い揃えたパーツをひとつずつ丁寧に接続していきます。
1 箇所でも接続が甘いとPCが動かないということになりますので接続する場所が正しいかどうか、しっかり差さっているかを確認しながら進めてください。
また、接続の順番はこの通りでなければならないということではありませんので、一部のパーツが揃っていなくても順次接続できるところから作業していっても問題ありません。

マザーボードに接続する主なパーツ

CPUをマザーボードに取り付け

マザーボードのCPU取り付け位置にCPUを取り付けていきます。
一般的にはマザーボード側のレバーを上げるとCPUのツメが差さるようになりますので向きを確認しながら取り付けていきます。
そしてCPUから伸びている線をこれもマザーボードにある専用の差込口に接続します。
CPUだけは取り付けなおすのが若干面倒なので向きが正しいか(CPUの線が邪魔にならない向きになっているか等)を入念に確認したほうが良いです。

メモリをマザーボードのスロットに差し込む

メモリも専用のスロット(多くはCPUの近く)があるのでそこに差し込みます。
ツメを外さないと取り付けできない仕様もおおいのでその場合はツメを外して差したあとにツメをカチッと戻します。
メモリの差し込みが甘く検出しないということがよくあるので「ちょっと強いかな」というくらいで強めに押し込んでしっかり接続しましょう。

SSDをマザーボードに取り付ける

SSDは大きく2つパターンがあります。ケーブルで取り付ける場合はSATAケーブルのスロットがマザーボードにあるのでSSDと接続をします。

「M.2(エムドットツー)」という小型のSSDの場合は専用の場所に差し込んで、付属しているネジで抑え込むように固定します。

電源ユニットとマザーボードを接続する

電源ユニットはマザーボードに2か所接続するケーブルがあります。「24ピン」という大きなケーブルと「8ピン」という小さめのケーブルです。

24ピンは大きいのですぐに場所が分かると思います。また、8ピンはCPUの近くに差込口があるはずですので探してみましょう。

差し込む向きが一見分かりにくいかもしれませんが、よく見るとひとつひとつのピンが四角ではなく向きがあるので、ケーブル側と差込口側で見比べて確認してみましょう。

スイッチをマザーボードに接続する

電源を入れるためのスイッチをマザーボードにあるスイッチパネルに取り付けます。
個人的にはこれが一番わかりにくいと思います。
マザーボードにスイッチ用のパネル(剣山のような部分)があるはずなので探します。スイッチの+-を確認して、パネル側の「PWR」などの記載と合うように差し込みます。

PANELの表記に合わせてスイッチを差し込む

こちらの記載方法がマザーボードによって異なるのでややこしいのですが、個別にマザーボードの説明書などを確認してどの部分がスイッチにあたるかを確認しましょう。
(正しい場所に接続できているか不安な場合は最後の起動テストの際にうまく動かなければ差し替えてみましょう)

マイニングPCの組み立て方【グラフィックボード編】

マザーボード周りの組み立てと電源の接続が完了したら、グラフィックボードをマザーボードに接続していきます。 多くのリグの場合はマザーボードとグラフィックボードは少し離れていると思うので、マザーボード周りが接続した段階でリグに設置したうえでグラフィックボードを接続していきます。

グラフィックボードから各接続を行います

グラフィックボードを定位置に固定

まずは重くて精密なグラフィックボードを最終的な定位置に固定してしまいましょう。
吊り下げ式の場合はボルトで固定したり結束バンド等で固定したりします。
自作リグで吊り下げが不安定な場合などは専用の器具もありますので(多少コストはかさみますが)オススメです。

電源ユニットからケーブルを接続する

電源ユニットからはライザーカードとグラフィックボード本体の2箇所にケーブルを接続します。(古いグラフィックボードの場合はライザーカードのみの場合もあり)
大きなグラフィックボードの場合は本体だけで2箇所差し込む場所があるはずなので仕様に合わせてケーブルを接続します。 ケーブルやライザーカードの種類によってはSATAで接続できるものもあれば8ピンなどに変換する必要もありますので、必要に応じて変換ケーブルなども用意しておきたいところです。

ライザーカードでマザーボードと接続

続いてライザーカードをグラフィックボードに取り付け、一方をマザーボードの「PCIEスロット」に取り付けます。この時、マザーボード側の取り付けの向きには注意が必要です。

マイニングPCの組み立て方【周辺機器編】

最後に、ディスプレイやキーボードなどの周辺機器を接続していきます。
基本的にはUSB接続がほとんどだと思うので、マザーボード裏側のUSBに接続していきます。
配線や場所はリグやマザーボードの仕様によって異なるので一概にはいえませんが、絡みにくいように工夫してみましょう。
100均などで売っているケーブル用の結束バンドを使うとかなりキレイにまとめられるのでオススメです。

自作PC
自作したマイニングPC

すべて接続したら起動テスト

すべての接続が完了したら、いよいよ起動です。
コンセントを差し込んで電源ユニットをONにし、電源スイッチを押します。
うまく接続が出来ていればCPUやグラフィックボードのファンが回り、各パーツの電気が点くのですぐに分かります。

動かなくても焦る必要はありません。特に初めての場合は最初から問題なく動くほうが珍しいかもしれません。

まったく動かない場合はすべての接続が正しくしっかりとされているかをひとつひとつ確認、CPUが動いているけどグラフィックボードが動かないならライザーカードなどを中心に確認、画面が映らないだけなら画面のスイッチやHDMI接続を確認など、どこが動いていなくてどこが動いているかを確かめながら接続しなおしてみましょう。 無事PCが動いて画面も表示されたら、次は初期設定フェーズに入っていきます。