【リスク回避】マイニングで損するパターンとその回避方法を解説!

損するパターン

仮想通貨のマイニングを始めるにあたり「本当に稼げるの?損することもあるんじゃないの?」と不安になる人も多いことでしょう。
私も実際にマイニングを行ったときは半信半疑で始めましたが、約1年間でしっかり投資資金を回収することが出来ました。しかし運が悪ければ損失になる可能性ももちろんあったと感じます。
ここではマイニングにおいて損失が出てしまうパターンについて解説しますので、しっかりリスクを認識したうえで検討していただければと思います。

マイニングで損をするパターンは大きく3つ

マイニングはその仕組み上、半永久的に稼働し続ければいつかは必ず投資資金を回収できることになるのですがそれはあくまでも理論上の話。
実際には損失につながる可能性として大きなものが下記3つあります。

・仮想通貨の価格が下がる
・マイニングに参加する人が増える
・マイニングPCが故障する

私も自分で運用する中でこのようなリスクについて、致命的とはいかないまでも近しい状況を経験してきました。
その経験を踏まえて、それぞれについて詳しく解説していきます。

リスク①仮想通貨の価格が下がる

マイニングは報酬として仮想通貨を得るので、それを現金に換金することではじめて「いくら稼いだか」が確定します。
よって同じだけの仮想通貨を受け取り続けていてもその価格が下がれば当然、報酬の現金としての価値は下がります。
マイニングを始めた時の価格で「1年間で投資資金を回収」と見積もっていても、その価格が半分になれば単純計算で回収にかかる期間は2倍になります。
もっと大きく暴落し、例えば仮想通貨の価格がゼロになってしまえばどれだけマイニングしてもその現金価値はゼロになるので、その時はもう回収の余地がなくなってしまいます。
なお、ほとんどの人が使うマイニングソフトの「NiceHash(ナイスハッシュ)」では「イーサリアム」をマイニングして「ビットコイン」に変換して報酬として受け取る仕組みのため、イーサリアムの価格下落によって得られるビットコインが減るパターンと、ビットコインの価格下落によって得られる日本円が減るパターンが考えられます。
(実際にはイーサリアムもビットコインも同じような値動きをすることが多いので仮想通貨全体の相場が上がるか下がるかが重要ではあります)

リスクを少しでもヘッジする方法としては、マイニングした仮想通貨は出来るだけ速やかに「現金化」してしまうことで大量の仮想通貨を保有せずに確実に利益を確定させていくことが出来ます。 また、ここでは価格の変動をリスクとして挙げていますが、「仮想通貨の価格が上昇」する可能性ももちろんあります。その場合は逆の動きが起きますので想定よりも多くの報酬を得られることになります。
仮想通貨の価格変動はマイニングをする上でリスクでもありますがチャンスでもあるという認識が正しいということは抑えておきましょう。

リスク②マイニングする人が増える

次に、マイニングをする人(マイナー)が増えれば一人当たりが得られる報酬が減ってしまうというパターンがあります。

発行される仮想通貨の量というのは一定で、それをマイニングに参加している人たち全員で取り合っている形になるので参加人数が増えれば当然取り分が減り、同じようにマイニングしていても効率が下がってしまうことになります。 しかしこの点については私個人としてはそれほどリスクが高くないと思っています。
なぜなら、マイニングの参加者の数というのはある程度ビットコインなどの仮想通貨の価格と連動して変化しているからです。
つまり仮想通貨の価格が上がれば参加するマイナーが増えて取り分が減る(けど価格が上がっているから現金価値はそこまで変わらない)、一方で仮想通貨の価格が下がれば参加するマイナーの数も減るので得られる仮想通貨の量が増えることにつながると考えられるからです。
マイニングは個人ではなく企業や専門のマイニングファームが運用している割合が大きいこともあって、価格に連動して市場の原理が働きやすいのでむしろ仮想通貨の価格と参加者の数はバランスによってリスクを軽減してくれている可能性があるのです。

リスク③マイニングPCの故障

これがリスクとしては最も気を付けなければなりません。
仮想通貨価格の下落や参加者の増減は将来的に回復する可能性がありますが、PCが故障すると報酬自体がストップして投資価値がゼロになってしまうからです。

自作PCにおいては細かいパーツの故障であれば交換が可能ですが、PCへの投資の大部分を占める高価な「グラフィックボード」が故障するとその投資はほぼ無駄になってしまいます。
普通に使っていて不具合が発生する範囲においては保証が効くかもしれませんが、過失による故障(落としたり水をこぼしたり)は保証の対象外なので一発アウトです。
また、マイニングではグラフィックボードの性能を拡張して稼働させる「オーバークロック」という設定をすることも多いのですが、このオーバークロックを行ったグラフィックボードは保証の対象外となることも多いのです。 保証の範囲でグラフィックボードを稼働させたい場合はオーバークロックをせずに(効率は少し低くなります)新品のグラフィックボードを購入するという方法でリスクを下げるしかありません。また、いずれにしても出来るだけ生活の動線からは遠ざけて設置することが理想的です。

損をする時期はマイニング停止、トータルで損をしないことが重要

マイニングPCの故障はともかく、多くの人が気にするのは①および②の仮想通貨価格やマイニングに参加する人の数によって報酬額が減ってしまうことではないでしょうか?
確かにこれらの要因によって毎月の報酬額は大きく変動します。場合によっては電気代を考慮すると損をしてしまうラインになることもあるかもしれません。こうしたときにはマイニングを停止してしまえば損を垂れ流すことにはなりません。
利益を出せる月にしっかりと稼働させてコツコツと回収していけば時間はかかるかもしれませんが、トータルで損をする確率は減らせると思います。

私が実際に運用しているマイニングの報酬(利回り)を別の記事で公開しているので、月ごとのリアルな報酬を参考にされたい方は是非そちらをご覧ください。

投資なのでリスクは当然、不安なら少額から始めましょう

さて、ここまで主なマイニングでの損失リスクについて解説しましたが、マイニングも資金を投じる投資なので当然のごとく損をするリスクはあります。そうしたリスクの上に高い利回りが成り立っていることは忘れてはなりません。逆にノーリスクで高利回りを得られるような投資方法があるとしたらそれはおそらく詐欺でしょう。

私も始めるときは「本当に稼げるのだろうか?」とかなり疑っていたのでまずは最低限の「10万円以内」の範囲で出来るPCを作って恐る恐る開始しました。最悪無くなってもしょうがないと思える金額の範囲で始めてみて、回収が出来ることを確認してから徐々にバージョンアップしていくという方法もオススメです。
少額でのマイニングPC制作については「予算10万円のマイニングPC」という記事でパーツを紹介していますので是非参考にしてみてください。