マイニングは資産運用になるのか?FPが自分で検証して解説

資産運用

このブログでは「仮想通貨マイニング」が資産運用として機能するのかということを大きなテーマとして掲げています。
そこでここでは、FP(ファイナンシャルプランナー)でもある私が実際に検証し、他の資産運用と比べてどのくらいのパフォーマンスが出るのか、そして資産運用として成り立つのかを解説していきたいと思います。

仮想通貨マイニングは資産運用か?

そもそも「仮想通貨のマイニングが資産運用なのか?」という疑問があるかもしれませんが、(少なくともこのサイトでは)明確に「イエス」という立場を取っています。
資産運用の定義が、自分の現金を何らかの資産に変換しその資産が新たな価値を生む仕組みのことだとすれば既存の資産運用と並べても違和感がないと思います。

株式投資:現金を株式に変えて、配当や値上がりの形で価値を生み出す。
不動産投資:現金を不動産に変えて、家賃や値上がりの形で価値を生み出す。
仮想通貨マイニング:現金をマイニングPCに変えて、マイニング報酬で価値を生み出す。

このように、価値(お金)を生み出す源泉が株式なのか不動産なのかマイニングPCなのかという違いなだけで、投資したものがお金を生み出すという構造自体は同じなので仮想通貨のマイニングを新しい資産運用の手段としてこのサイトでは位置づけています。

実際に儲かるのか検証した

仮想通貨のマイニングが仕組みとして資産運用であるとして、既存の資産運用方法と比べて儲からなければ元も子もありません。
ここについてはFPである私自身も半信半疑だった部分があるので実際に自分でマイニングPCを作って運用してみました。
その結果(運用実績)については別の記事で詳しく紹介していますが、結論として少なくとも私が運用した期間についてはかなり高いパフォーマンス(利回り)で運用されて実際に現金として振り込まれるところまでを確認することが出来ました。

マイニングPCを作るのに投じた資金:約49万円
マイニングにより1年間で得た報酬:約45万円

1年目は赤字でこそありますが、このマイニングPCが2年目以降も稼働し続けることを考えると、「1年で元が取れて、2年目以降は純粋に利益となる」という計算になります。 利回りでいうと91.8%というとんでもないパフォーマンスになります。

このように数時間ごとに数百円がチャリンチャリンと入ってきました。

もちろん、後で述べる通りマイニング特有のリスクやデメリットがあり利回りだけを見て「とんでもなく優れた資産運用」と断言するつもりはありませんが、少なくとも初心者にもできて、実際にお金が発生する手段であることは身をもって確認しました。

他の資産運用と比べたデメリットは?

いよいよ現実味を帯びる「マイニングでの資産運用」ですが、当然リスクやデメリットもあるのでそれについても解説しておきます。

仮想通貨価格の暴落

マイニングでは主に「ビットコイン」や「イーサリアム」といった仮想通貨を報酬として得て、それを現金(日本円)に交換することで初めて手元に残ります。
すなわち、こうした仮想通貨の価値自体が暴落したり無くなってしまうといくら仮想通貨を得たところで現金として無価値ということになる可能性はゼロではありません。
これが最も大きいリスクと言えるでしょう。
よって前提としては仮想通貨の価格がしばらく大きくは下がらない、もしくは今後も上昇するという考えを持っていないと難しいかもしれません。

マイニングPCの換金性

例えば株式投資や不動産投資であれば、投資した資産(元本)を割と手軽に売却することが出来ます。現金が必要になった時などに株式や不動産を売却すればすぐに手元に現金が入るので換金性は高いです。
しかしマイニングPCに投資した場合、同じようなことをするとこの「自作PC」を売却する必要があります。
メルカリなどで売られていたりはするので不可能ではないのですが、精密機械であることやソフトウェアをリセットしたりと少し手間がかかることなども含めて若干元本の換金性は劣ってしまいます。

雑所得のため税率が高い可能性がある

仮想通貨で得た報酬は基本的には「雑所得」となり、年間で利益が20万円を超える場合は確定申告が必要です。(「利益」に対しての課税なのでPCの購入費などは経費として差し引くことが出来ます。) 雑所得の税率は他の所得との合算で決まるため、所得が高い人ほど高くなります。
例えば株式投資での所得は「配当所得」や「譲渡所得」として約20%(NISAの枠などを使えば非課税)なので、人によっては株式投資等のほうが税率は低くなります。
雑所得によって報酬を得るマイニングは、基本的には所得が高い方ほど税率が上がり不利になるという点は覚えておきましょう。

物理的に場所を取る

仮想通貨のマイニングマシンは家の中で物理的に場所を必要とするだけでなく、ずっと稼働させる必要があるため音がしたり熱を発したりと生活に影響を与えます。
私はずっとリビングの端に置いて稼働させていたのですが、例えば寝室に置くと音が気になりますし、小さなお子さんがいる場所に置くと壊してしまうかもしれませんし、夏場は部屋の温度を上げる要因になります。(逆に冬場は暖房として使う強者もいますが)こうした物理的な観点で実施が出来ない場合もあるかもしれません。

他の資産運用と比較

ここまで、マイニングが資産運用として超高利回りで成立することやデメリットについて解説してきました。
では最終的に他の資産運用と比べてどのような特徴の違いやデメリットがあるかを整理します。

運用方法想定利回りメリットデメリット
株式(投信含む)投資2~10%・手軽(webで完結)に売買できる
・税金が楽(源泉徴収)
・比較的安定している
・利回りが限定的
不動産投資0~15%・実力で利回りを高められる
・銀行融資を活用できる
・管理が必要
・確定申告が必要
・専門知識が必要
仮想通貨マイニング0~100%・圧倒的な利回り・仮想通貨暴落のリスク
・売却しにくい
・場所を取る

まずは少額で試してみるのがオススメ

利回りの高さや今後の可能性は非常に魅力的な仮想通貨マイニングですが、デメリットも結構あります。そのデメリットを受け入れられるかどうかは考え方にもよりますし環境によるところもあると思います。
もしも「ちょっと興味があって試してみたいけどいろいろ不安」という方は、最低限の予算で始めてみることをオススメします。
私も最初は10万円以下でPCを作ってみることから初めて(その時の記事はこちら)徐々に拡大しました。
また、このサイトではそういった方を特に応援してサポートする情報を発信していきますので他の記事もいろいろと参考にいただけると嬉しいです。